楽団の活動をどうするか

手術を決めたとき、同時に私は楽団の活動をどうするか考えました。

 

といっても、こういった大きな手術は初めてなので、どうしたらいいかさっぱり分かりません。手術日が10月26日で入院が23日なので、16日のイベントには何とか乗れるでしょう。11月のイベントは無理で、1ヶ月くらい経てば楽器を吹けるようになるかな? というくらいしか考えられませんでした。そうなると、復帰して初めての本番が3月末にある定期演奏会になります。

 

正直なところ、これはものすごく心配でした。

 

このところ、演奏面では「私がフル稼働する前提で」あれこれ予定を立てています。もういつのことか忘れてしまいましたが、私がピッコロを吹いていたとき(一般的にピッコロはフルートより吹く場所が少ないのです)、指揮者の先生に「なつめさん、暇なら吹いてください」と言われたのが忘れられません……(笑)。

 

それはともかく。演奏会で私は「ピッコロだけど持ち替えられるところは持ち替えてフルートの1stを重ねる」というおいしいながらもしんどいことをやっていました。これを来年もできるのか、まったく自信がありません。曲はまだ全て決まっていないものの、例年の様子から言ってきっと真っ黒な楽譜が回ってくるのは簡単に想像できます。

 

ただ、社会人の楽団で活動しているうちに、「楽器を吹かなくてもできることはある」と思うようになりました。楽譜を見てから音を出すまでのプロセスのうち、少なくとも楽譜を読んで音色や指の動かし方をイメージすることはできます。あとはその通りに指が動くかどうかの問題なわけですが、クラシックやオリジナルならともかく、ポップスくらいならすぐに吹けるんじゃないだろうか? と思いました。

 

あれこれ考えても、予想できることと予想できないことがあります。そして、予想できてもそれが当たるとは限りません。どこかで決断をしなければいけないため、私は10月16日の本番が終わった後に楽団を休団することにしました。復帰は12月初めにしようと心に決めました。