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入院5日目/手術後1日目

ナースステーション脇の個室と言っても、カーテンで仕切られた隣には泌尿器科の手術(詳しいことは不明)をした男性がいたので、そちらの声や何かで起こされましたが、それでもそこそこ眠れたようです。

 

明け方にどうも身体が熱く感じたので検温したところ、微熱があり、氷枕をもらいました。看護師さんが「おうちの方に連絡したほうがいいのでは?」と言ってくれたので、携帯を取ってもらって主人に連絡をし、出勤前に病院に寄ってもらうことになりました(方向はまったく違うので感謝しかないです)。そして、ちょうど主人が来たときは具合が悪く、痛み止めの飲み薬と吐き気止めの座薬を入れてもらいました。

 

その後、麻酔科の先生が様子を見に来てくれました。

この部屋に戻ってから吐いたことや、唾液がひっきりなしに出ることを話しましたが、全身麻酔の後遺症が残るのはやむを得ないとのこと。「でも、間違いなく一番大変な時期は越えましたよ」と言われて涙が出ました。ただ、「我慢できない痛みを10とした場合、今感じている痛みはいくつくらいですか?」と質問されたとき、私は「その中で、我慢できなくて薬を飲む痛みはいくつでしょう?」と逆に質問して麻酔科の先生を絶句させてしまったのですが(笑)、「7か8くらいです」と答えた気がします。

 

7時30分に手術後初めて食事が来ました。隣の男性はまだ絶食のようだったので、申し訳なく思いながら食事をしたのですが、食欲はほとんどありません。おかゆはせいぜい1/10、その他のおかずも半分くらいしか食べられませんでした。その後、ガスが出たので導尿管を外してもらい、何とか無事に大部屋に戻ることになりました。

 

戻った部屋は前と同じでしたが、主人曰く「ビリヤードみたいに」場所が変わり、私のベッドの場所は入口から見て左手の一番奥の窓側になりました。大部屋に戻ってからお手洗いに行きたくなり、看護師さんに支えてもらって手術後初めて立ってみます。そろそろと歩き出そうとしたら気持ちが悪くなり、その場で少し休みました。

 

看護師さんからはポータブルトイレも提案されましたが、たまたま、私のいた部屋はトイレのすぐ前だったので、その提案は断りました。少しずつ歩いてなんとか自力にトイレに行ったところ、導尿管をつけていたせいで、その後数回は排尿時にちょっと痛かったです……。なお、一般用のトイレは狭かったので、ドレーンを下げている間は車椅子用のユニバーサルトイレを使っていました。

 

トイレから戻ったとき、看護師さんに「なつめさん、この後、耳鼻科の診察に1階に行ってもらうんですけど、行けます?」と言われて絶句しました。とても、そんな状態ではありません。黙ってしまった私に、看護師さんは「それでは車椅子で行きましょう」と言ってくれ、私は今度こそその提案を受け入れました。

 

そのときはまだ手術着を着ていたので、診察の前に着替えたいと言って、看護師さんに濡れたタオルを持ってきてもらいました。それで一通り身体を拭いて着替えましたが、ドレーンがあるためにキャミソールはパジャマのズボンに入れられません。多少、身の回りを気遣う余裕ができて、ずっと下していた髪は多少横になっても乱れにくいよう、片方に寄せて緩く三つ編みにしておきました。

 

そうして看護師さんに申し訳なく思いながら車椅子を押してもらい、1階の耳鼻科の外来に行きます。外来の入口近くでぼーっとしながら順番を待っているとき、私はあることに気が付きました。

 

そのときはまだ点滴をしていたのですが、チューブのある部分まで赤くなっています(汗)。えっこれって流れてなくてそれどころか逆流してるよね? と思い、診察の順番が来たときにそう言ったところ、「今日から食事も出ているので外しましょう。病棟には連絡しておきます」ということで、点滴からは無事に解放されることになりました。

 

その後先生に声帯の動きを見てもらったところ、右の声帯の動きが弱いと言われました。そして、反回神経が1,000人に1人の話をまた聞きます(笑)。ドレーンは明日か明後日くらいには取れそうだとのことでした。

 

昼食後、1時間ほど眠りました。なるべく病棟内を歩き回るように言われていたのですが、微熱があるのでトイレくらいに留め、夕方に痛みが出たので痛み止めをもらって飲みました。

 

18時過ぎに主人が面会に来てくれ、その後に夕食が到着。食事に制限のない私はこっそりふりかけを持ってきてもらったのですが、やはりおかゆは半分くらいしか食べられませんでした……。そして話していると妙に唾液が出ます。主人は面会時間ぎりぎりの20時までいてくれて、その後、歯磨きをして横になっていたら眠くなってきました。よし、これは消灯と同時に寝られるなと思ったのですが、なぜか、誰も部屋の電気を消しません。仕方ないので21時半に自分で電気を消して寝ました。

 

(この記事は後で思い返して投稿しています)