アンサンブルコンテスト終了

アンサンブルコンテストに出場してきました。

 

今回はもう何から書いていいのかと思うくらいいろいろなことがあったのですが、一番大きなものは「審査員に作曲者がいた」ことです。アンコンの開催要項をもらったのが確か12月上旬だったのですが、大げさでも何でもなく驚愕し、すぐにそのことをパートのグループLINEに投稿したことを覚えています。

 

ただ、落ち着いて考えてみれば、「作曲者に演奏を評価してもらう」など望んでできるものではありません。それが判明してからの練習は、とにかく楽譜に忠実に、誠実に演奏することを目指しました。

 

そして迎えたアンサンブルコンテスト当日。初めてのホールでどこに何があるのかよく分からないまま音を出し、チューニング室で最後の合わせを行ってステージへ行きました。しかし、コンテストに出るくらいだからどこも自信を持っている団体だなと思いながら舞台袖で出番を待ち、いよいよ私たちの番です。

 

結論から言うと、間違いなく過去5年間で最高に緊張しました(汗)。

それは作曲者が審査員席にいるからかもしれませんし、同族楽器のアンサンブルの1番を吹いたからかもしれません。とにかくブレスは浅くなって計画が狂いまくるわ、指が動かずに普段なら絶対に落とさないプラルトリラーを落とすわ、それであわあわしている間に曲が進み、でも指が自然に動いて中盤にようやく落ち着く始末。最後はきちんと高音を鳴らし切りましたが、楽しさを感じる余裕はまったくなく、出来はせいぜい6割くらいでした。

 

ただ、演奏を聴いてくれていた団員や他の団体で出場する知人から「すごく素敵でした」「よかったよ」と言われ、少し気が楽になったのを覚えています。そして、演奏が終わった後、新しいフルートケースに楽器の他に財布・ポーチ・携帯を入れて持ち運べることに気付いて得した気分でした(笑)。

 

所属する団体から私たちを合わせて3団体が出場しましたが、演奏順の関係で最後の1グループしか聞けなかったのは残念でした。そして表彰式のために舞台袖に行ったのですが、どうも準備が間に合わなかったようで開始が15分ほど遅れてしまいました。

 

そんなこんなでようやく表彰式が始まり、演奏順に成績が発表されていきます。あれだけミスったし……と半ば諦めモードでしたが、銀賞を受賞することができました。おまけに、ひそかに私が目指していた「所属団体の中での1位」をあっさり達成してしまいました。

 

それはよかったのですが、表彰式って立ちっぱなしなんですよね……。開始が15分押したこともあって、結局、終わるまで1時間近くヒールでずっと立っている羽目になり、車に戻ってから即スニーカーに履き替えました(笑)。

 

そして、車の中で講評を読もうとしたのですが、車内が暗くて断念し、打ち上げの最中に審査用紙を広げました。問題の作曲家某氏からは「まず、作品を取り上げてくださったことに感謝申し上げます」から始まり、他の審査員諸氏よりもはるかに長く、丁寧なアドバイスをいただきました。もともとこの作曲家某氏の曲は好きなものが多いのですが、今回の対応でさらに好感度が上がった感じです。ちなみに、今回のコンテストでこの某氏の曲を演奏したのは私たちだけでした。

 

帰宅して録音したCDを聞いた感想は、「あれ? 思ったほどひどくないや」だったので、自己採点を70点に引き上げます(笑)。そして得点や順位をよく見てみると、他のフルートアンサンブルの団体とさほど点数が離れているわけではないことに気が付きました。ただ、私は他の団体に勝ちたいわけではなく、コンテストに出るのは「クォリティの高い演奏のためにレベルアップすること」が目的なので、その辺りを見失ってはいけないのですが……。

 

改めて賞状を見ると、団体名の下に個人名が書いてあることに気付いて感激しました。賞状はA3でそのまま保管するとなくしてしまいそうなので、明日、ファイルを買ってきたいと思います。

 

今回は悔しさと達成感を半々に味わったコンテストでした。アンサンブルは来年以降も継続します。来年は今年ほど緊張しないといいな、と思います(笑)。